元金(もときん)と言われると、資本金か貸し借りしたお金を連想させることでしょう。
バイナリーオプションに関しては、投資ですが、手数料がかかる信託ではないので、当サイトでは元手あるいは基本金の意味として紹介します。
では、そんな元金ですが、バイナリーオプションでは最低どのくらい必要になるのかといいますと、だいたい1万円くらいで運用を始めることが出来ます。
ですが、元金が1万と言われて安心してはいけません。
投資の中では、「元本割れ」という恐ろしいワードが存在します。
そこで、今回はバイナリーオプションを運用していくにあたり、大切な「元金」について詳しく紹介致します。
バイナリーオプションの元金はいくら必要なのか
バイナリーオプションで元金を無駄に減らさない為には、まずどのくらいの運用資金が必要なのか、目安を設定しておくのがおすすめです。
目安を設定しておくことで、無駄にバイナリーオプションに入金する必要もなくなり、リスク分散にもつながります。また、目安を設定して資金管理をしておくことで、どのくらいの金額でどのくらい取引をすると利益が出るのか把握することにも繋がります。
少額で運用する場合の元金目安
少額でバイナリーオプションを運用する場合、
元金は業者によって設定されている最低購入金額×1か月で無理せず取引できる余剰預金分を目安に設定しておくのがおすすめです。
例えば、1000円の購入金額で余剰預金が月1万円ある場合。一か月で10回できます。
取引数が少ないように見えますが、市場のトレンドを掴んで、ここぞという時にしていくことで、無駄に消費せずにできます。
また、勝率60%であってもペイアウト率1.8倍であれば、6回の1800円の払い戻し。つまり、10800円が戻ってくるので、800円の利益になります。
これを1年続ければ9600円の利益になります。ちょっとしたお小遣いですが、家計の足しにすることはできます。
がっつり運用する場合の元金目安
少額でなく、がっつりバイナリーオプションで利益を出していく場合の元金目安は、月に取引をする数×購入金額で設定していくのがおすすめです。
例えば、月に30万円の余剰預金をバイナリーオプションにつぎ込むと決めた場合、最低購入金額が1000円でも300回できます。つまり、1日10回はできます。
後は、元金をいかに無駄に消費させないかが、バイナリーオプションで運用していく為のポイントです。
バイナリーオプションの元金にしてはダメなもの
バイナリーオプションの元金、正直どんなお金でもお金はお金です。適当につぎ込んでしまえばいいのではないか?という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし答えはそうではありません。バイナリーオプションの場合、きちんと余剰資金で投資に取り組まなければ後から大きなトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。利用してはいけないお金は下記の3つです。
- 生活費
- 借りたお金
- 家族の貯金
もし今バイナリーオプションの予算を。上記のお金から捻出しようと考えている方については、悪いことは言いませんから今すぐにその考えを捨ててください。そうでないと、バイナリーオプションどころの騒ぎではない人生の負の連鎖が始まってしまいます。
生活費
バイナリーオプションの元金を生活費から出すことは、本当に危険です。バイナリーオプションは、仕事と違ってやればやるだけお金が増えていくわけではありません。バイナリーオプションでは、為替レートが自分の予想通りに動くケースは少ない為、負けてしまえば簡単にお金が減ってしまいます。
とくに日本時間の昼間の時間帯は、アメリカドル円やユーロ円の通貨ペアの値動きは、平坦になります。為替レートの値幅が、わずか50銭以内で推移することも珍しくありません。
夜間の時間帯にアメリカやヨーロッパの重要な経済指標や金融政策の発表があると、為替レートは一気に2円幅で動くことも珍しくありません。ですから、普通に考えれば夜間の時間帯ならば利益を稼ぎやすいと思ってしまいます。
しかし、そのような重要な経済指標や金融政策が発表されるときは、業者は値幅を通常の数倍に広げて設定しているようです。
生活費であれば、もしバイナリーオプションで負けてしまった場合、今後の生活に支障が必ずと言っていいほど出てくるはずです、そして、ご家族とも何かトラブルになる可能性があります。このようなリスクを背負ってまでバイナリーオプションをするとなれば、必ずどこかでメンタルにブレが生じますので、そういった部分でも勝率を上げることは難しくなってしまいます。
そのため生活費をバイナリーオプションの元手とすることは本当に危険で勝率を一気に下げてしまうでしょう。
借りたお金
バイナリーオプションの元金に人から借りたお金を使うのは借金地獄の扉を開く行為に近いです。
バイナリーオプションは、勝てれば一機に大きな利益が見込める投資ですが、人から借りたお金を元手にすると途端に勝率が下がってしまうのです。
これは単なる迷信やジンクスではなくきちんとした理由があります。
世の中には人から借りたお金に対して
- 自分のお金以上に責任を感じるタイプ
- 自分のお金ではないからと責任を感じないタイプ
の2種類が存在します。
前者の、責任を感じるタイプは借りたお金に対して、必要以上に責任を感じてしまうため失敗をいつも以上に恐れてしまします。その結果、借りたお金に対する責任感が強すぎると、どうしてもリスクを過大評価してしまい取引チャンスでもエントリーをためらってしまいます。
バイナリーオプションはある程度リスクを考慮した上で積極的に投資しなければ利益が見込めません。ですから、大きなチャンスを見逃すことが続き、いつまでたっても利益どころかエントリーさえろくにできない状態に陥ってしまいかねないのです。
借金を軽く考えるタイプの人は往々にして投資につきまとうリスクを軽視してしまう傾向があります。エントリーの判断も自己資金での投資に比べると甘くなってしまうため負けやすくなります。
どちらにしても人から借りたお金をバイナリーオプション取引の元手にすると勝率は下がってしまいます。
家族の預金
家族の預金をバイナリーオプションの元手にするのは絶対にやってはいけない行為です!
「勝てば資金が増えるのだから家族のためにもなるじゃん!」と謎のひらめきを繰り出してはいけません。そんな考えははっきり言って甘すぎますし、バイナリーオプションをなめています。
起訴されてしまうと、相手が血のつながった家族であっても「ちょっと借りただけだった」主張して本当にそのつもりだったとしても、被害者感情・処罰感情などもありますから、場面によっては本当に実刑判決が下り、バイナリーオプションの予算をちょっと家族から拝借しようくらいの軽い考えでやってしまったことにより、逮捕歴と服役の履歴を今後一生背負って生活しなければならなくなってしまします。
前科持ちになってしまうと、どうしても日本の社会では今後平和に暮らしていくことは難しくなってしまいます。わたしは、皆さんにそんな人生のどん底を味わってほしくないです。ですから、あえて何度も申し上げますが、家族の預金をバイナリーオプションの予算として組み入れるのは絶対にやめてください。本当に何もいいことはありません。もし利益を出せる自信があったとしても、利益よりもはるかに高いリスクを負うのはいい手とは言えません。そして、どんなに優秀な人でもバイナリーオプションの勝率が100%になることは決してありません。バイナリーオプションで巨額の試算を築いた優秀な人でも勝ったり負けたりを繰り返すのが当たり前で、連勝で利益が積み上がることもあれば負けが続いて損失が膨らむこともあります。
家族の預金を元金にトレードして、もし負けがつづてしまったらどうなるか想像してみてください。
もしそんなことがあれば、きっと損失を取り返そうとさらに取引にのめり込んでしまうでしょう。そのような状態ではリスクに対する冷静な判断は失われ、無茶な取引をして損失を取り戻すどころか大切な元金を失ってしまう恐れも十二分にあります。そうなればことは自分だけの問題ではおさまりきれなくなってしまいます。
バイナリーオプションの元金や計画は慎重に
ここまで元金の金額や取引時間や回数・勝率の設定について詳しく解説してきました、もちろんこれらの要素を身につけるだけでも利益を出すことは出来ますが、バイナリーオプションで賢く利益を上げるためには、資金管理以外の要素も大切になってきます。
今度は、お金ではないもっと基本的な部分で大切なことを解説します。こちらの内容も元金の金額や取引時間・勝率と並ぶくらい大切な要素ですので、確認してみてください。
業者選択が鍵を握る
まず、これはバイナリーオプションだけでなく、他の投資でも言えることですが、取引する業者選択は、大きな利益を上げるためにもかなり重要な要素になります。特にバイナリーオプションで利益を上げていくことに対して重要なのはペイアウト率です。
つまりペイアウト率は高ければ高いほど良いということになります。
ではどのくらいのペイアウト率があればいいのかというと、1.80倍以上ある業者がおすすめです。
バイナリーオプションで運用する前に準備はしっかりしておこう
先ほどから何回か触れていますが、バイナリーオプションを行う上で勝率も大切な要素ですが、勝率がいくら高くても資金管理が出来ていなければ、元金を簡単に失ってしまいます。よく初心者やバイナリーオプションで、なかなか結果が出せない人に多い事例として、元金に見合わないエントリー金額の設定や感情のままに賭け金を上げてしまうことが挙げられます。まず、元金に見合わないエントリー金額の説明とは何なのかについて説明します。
よく投資をやる上で1回のエントリーに投資する金額は、元金の10%未満がいいと言われています。これ以上の割合でエントリー金額を設定するとメンタル面に大きな影響を与えるからです。バイナリーオプションを行っている多く人がこの10%未満でのエントリー金額設定を無視して行っているため、1度負けると感情的になってしまい、2回目のエントリーで1回目に賭けた倍の金額を賭けて連敗し、全額失ってしまうのです。
そういった理由からもエントリー金額は、元金の10%未満初心者であれば、1%程度が望ましいです。次に感情のままに賭け金を決めてしまう事例についてです。
資金管理が出来ていない人は、大抵自分の心理状態や気分に合わせて賭け金を設定してしまいます。1回目は1,000円で賭けていたのに、それが3連勝と続いたため、思い切って3,000円でエントリーして負けて、今まで勝っていた分を取り戻したいと次に6,000円賭けて、また負けてしまい、さらに熱くなって残りの元金全額賭けて、負けてしまうというように感情任せに賭け金を設定すると最終的に元金すべてを失う可能性が高いです。
このような事例からも分かるように資金管理は徹底してください。何度も言うようですが、初心者の方は、元金の10%未満の金額をエントリー金額に設定して行い、どんなに慣れて来ても10%以上の賭け金は設定しないようにしましょう。
バイナリーオプションには元金保証があるのか?
バイナリーオプションの元金目安や、注意点を紹介しましたが、投資にはリスクがつきものです。そこで運用する前に知っておきたい情報として、保証はどこまでされているのか?ということも知っておきたいですよね。
結論から言うと、バイナリーオプションは投資ですが元金保証はされていません。そのかわり、業者によっては資産分離管理で万が一大損して0資金にならないように配慮しているところもあります。詳細はバイナリーオプション業者の概要欄に載っているので、一度確認してみてください。
元金を溶さない為には一つの攻略を極めよう
それから、もうひとつバイナリーオプション初心者の方や結果が思うように出せない方に多いのが、色々な手法を試しがちということです。
確かに色々な手法を身に付けることは決して悪いことではありませんし、テクニカル分析の知識も増えるため良いことのように思えます。
しかし、一つの手法を極めることのほうがはるかに勝率を上げられます。(ただしその手法が正しいロジックであることが前提です。) コロコロと手法を変えてしまうと今までの経験や学んだことが一度リセットされてしまいますし、色々なテクニカル分析の知識を頭に入れてしまうと、エントリー時に様々なロジックがよぎり、自信を持ってエントリー出来なくなってしまいます。そうなってしまっては意味がありませんし、どんどん正しく分析が出来なくなってしまいます。
そういった理由からもまずはこれと決めた手法を選んだらその手法で勝率60%が出せるように極めてみてください。そして60%の勝率が出せる自分なりの手法を身に付けた段階で、他のテクニカル分析の知識を入れていき、その手法がより磨き上げて、70%、80%と高い勝率を出せるようにしていけばいいのです。ですので、まずは一つの手法を極めてみることをおすすめします。
まとめ
バイナリーオプションは不安定で先が読めない世界です。しかし、実際に生活していて憧れのライフスタイルを送っている人たちは確かに存在してます。
もし、あなたがバイナリーオプションで生活をしたいとお考えでしたら、元手資金と勝ち続ける為のスキルを事前に得るべきです。
そして、バイナリーオプションの元金は、一般的な投資商品のようにまとまった金額でなくても問題はありません。ただし、予算に応じてスタンスを変えていくことでより最適化されたバイナリーオプション投資が可能となります。そのためどのくらい予算が用意できるかによって戦い方を変えていく必要があると言えるでしょう。
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