シンプルかつ分かりやすいルールと少ない資金で始められることから、投資初心者の方でも気軽に始めやすいと話題のバイナリーオプションですが、最近ではそのバイナリーオプションが危険視されていることをご存知でしょうか?
理由としてあげられるのが、バイナリーオプションを使った詐欺被害などです。
年々、詐欺被害に関する相談は増えていて、それもあり、バイナリーオプション=危険というイメージが付いてしまっています。
そうなるとバイナリーオプションに興味があって始めたいという方もなかなか手を出せないのではないでしょうか?
そこで今回は、バイナリーオプションに潜む危険とその対策について紹介します。この記事を最後まで読んでいただければ、バイナリーオプションを始めたくても恐くて始められないという方でも安心して始めていただけますので、最後まで読んでみてください。
バイナリーオプションの危険1:詐欺業者
まず、バイナリーオプションをはじめとした投資の世界において被害報告が一番多いのが詐欺業者による被害です。
ただし、2019年時点では既に業者が淘汰されたこともあり詐欺業者の存在は影を潜めるようになりました。
ですが詐欺業者による危険が多かったのは、少し前の出来事とはいえバイナリーオプションの仕組みの単純さを良いことにお金に困っている方を中心に、大切なお金を搾取しようとしている詐欺業者がまだいることは否めません。
そのため、お金に困っているから、勧誘されたからという安直な理由だけですぐに口座開設を行うのではなく、まずは選択した業者が詐欺に手を染めていないかどうかを確認することが先決です。
バイナリーオプションの危険2:USBの販売
高額ツールのUSB購入は非常に危険性が高いです。
そもそもツールとは何なのかについて説明します。
バイナリーオプションにおいてツールとは別名「サインツール」とも呼ばれ、あらかじめソフトにプログラムされたテクニカル分析に沿うような動きを相場がした場合に投資する方向に矢印が出るというようなものが一般的です。
つまりそのツールが指し示す矢印の方向にエントリーすれば勝てるというのが、ツールです。
しかし、こういったツールは1度や2度勝てることはあっても、連続して勝てたり、ましてや勝率100%を出すようなものではなく、たいていの場合、そのツールを使い続ければ、勝率50%程度の役に立たないツールがほとんどです。
確かにテクニカル分析を使用したプログラムになっているため、一見、勝てるような気がしますが、ここで勘違いしないで欲しいのが、テクニカル分析を使ってトレードしたからと言って必ず勝てるとは限りません。むしろ負けて当たり前です。
サインツールには騙しといって勝てない部分でサインツールが反応してしまうことがあるからです。ツールはその騙しにおいてもサインが出ます。しかし、ツールを信じている人はそれが騙しかどうか判断することが出来ませんので、ツールを信じてトレードしてしまい結果、負けてしまうのです。
当たり前ですが、ツールの言うとおりにエントリーすれば勝てるといったツールがあれば、世界中の人がお金持ちになれます。世の中そのようになってないわけですから、「このツールを使えばあなたも億万長者に!」といった言葉が嘘であることが分かると思います。また、USBで販売に関しては、ウイルスが紛れていたり、詐欺問題もニュースで挙げられているので、危険です。
なので、バイナリーオプションのツールは、わざわざお金を出してまで買う必要はありません。
バイナリーオプションで利用できるツールにはMT5や多機能チャートのようにチャートと呼ばれる指標を表示してくれる正当なチャートツールがあります。
まずはそのような既に支持されているチャートツールを活用していくことを検討してください。
YouTubeやSNSによる危険も
それから最近では、YouTubeやSNSを利用した詐欺というものも流行っています。
YouTubeにおける詐欺とはどのようなものかについて説明すると、動画で勝っている取引を見せることでセミナーやメルマガなどに登録させて、最終的に高額ツールを買わせる、高額教材を買わせるというような内容です。
確かに動画を見ると勝っています。しかし、これにはトリックがあります。それはどのようなものかと言うと、勝っている場面しか動画にしていないのです。
さらに加工したりしていかにも勝っているかのように見せているのです。このトリックを知らない人が、動画配信者が本当に勝っていると思いこんでしまい、高額なものを買わされてしまうのです。
バイナリーオプションの危険3:レクチャーを受ける
次はレクチャーを受けることです。
これも大抵の場合が、儲かるようにはなりません。
自分だけが知っている儲かる方法をわざわざ誰かに教えたいと思いますか?
普通であれば自分だけにとどめておいて自分だけが稼げれば良いと考えるのが普通ではないでしょうか。
つまりこれはどういうことかというと、誰かに教えていた方が、自分でトレードするよりも儲かるということを意味しているのです。そのため儲からない手法をレクチャーしていることになります。
もちろん参考になることはあるとは思いますが、レクチャーを受けるほどの収穫があるかというとそれは期待できませんので、レクチャーを受けるくらいであれば、自分で勉強することをおすすめします。
バイナリーオプションの危険4:出金条件の未確認
この出金トラブルには2種類あります。まず1つ目が前述した本当に出金できない、いわゆる詐欺業者の場合です。こういったトラブル一時期非常に多かったため、このような詐欺業者は最近では減ってきている傾向にありますが、まだ存在するのが事実です。
初心者の方の中には、詐欺業者なのか信頼できる業者なのか見分けることは難しいのではないかと思われる方もいるのではないでしょうか。
しかし、詐欺業者の場合、出金手続き後にどれくらいで指定口座に入金されるのかについて記載されていない場合や、業者が万が一倒産してしまった場合、口座資金がどのように補償されるのかなど、大切な部分がぼやかされて分かりにくく記載されている場合がほとんどです。
2つ目が、出金条件を確認していなかったために出金できなかったという利用者側の確認不足によるものです。
バイナリーオプション業者の中でも特に人気のある「ハイローオーストラリア」を例に説明すると、出金条件に最低10,000円以上と明記されています。
なので、10,000円以下の金額を出金しようとしてもそれは出金条件に反するため出金できないのです。このように出金条件を事前に確認していなかったが為に出金できず、騙されたと感じてしまう人もいるので、口座開設する際は、しっかりと出金条件を確認して、詳しく記載されていないような業者には登録しないようにしてください。
バイナリーオプションの危険5:規約違反
利用規約に関してもしっかりと確認しておく必要があります。例えば、先ほどの「ハイローオーストラリア」を例にしてみると、口座の強制解約についてという欄に「レートの遅延やフロントランニングを狙った取引」「クレジットカードの乱用が認められた場合」「取引額と比べ、入出金額が通常の範疇を超える金額と弊社がみなす場合」などこれをすると口座を強制解約しますよという禁止事項があります。
これらの利用規約をしっかりと確認せず、禁止事項を行ってしまい、口座を強制解約されたからといってこれは詐欺には該当しません。
口座を強制解約されないためにも、口座開設時には必ず利用規約、特に禁止事項に関しては必ず確認するようにしてください。
ちなみにですが、普通に取引をしている分には基本的に口座を強制解約されることはありませんので、そこまで慎重になり必要はありませんが、利用規約を確認しておくことは出金条件を確認するのと同じくらい重要なことなので、しっかりと確認しておきましょう。
バイナリーオプションに問題があるわけではない
ここで理解しておいてほしいことがあります。
それは、バイナリーオプション自体には何も問題がないということです。
問題なのはバイナリーオプションを利用してお金をだまし取ろうとしている人たちがいることが問題なのであり、バイナリーオプション=危険・詐欺ということではないことを今一度理解しておいてほしいです。
バイナリーオプションは立派な投資方法の一つであり、当然ですが、やり方次第では大金を稼ぐことが出来る素晴らしい投資の一種です。
バイナリーオプションをやっている方の中にもFXや株式投資を行っている人同様、大金を稼ぐ億トレーダーと呼ばれる方が存在します。
そんな夢あるバイナリーオプションの世界に興味があるにもかかわらず、危険がたくさんあるからやめておこうと思ったのであれば、それはもったいないことですので、もう少しこの記事を読み進めてください。
これからは、そのようなバイナリーオプションに関する危険や被害を未然に防ぐ方法を詳しく解説していきます。
被害を未然に防ぐ方法
バイナリーオプションに潜む危険性や被害を未然に防ぐためにもきちんと対策を知っておくことが大切です。
この方法を知ることで安全にバイナリーオプションをすることが出来ますので、ぜひ一つずつ確認していってください。
業者の下調べをする
まず、これはバイナリーオプションに限った事ではありませんが、口座開設しようと考えている業者の下調べをすることは大切です。
バイナリーオプションには国内・海外問わず数多くの業者が存在します。初心者の方にとって数ある業者の中から選ぶことはそれだけで頭が混乱してしまうかもしれません。
もちろん「ハイロ―オーストラリア」のような有名な業者に登録してしまえば何も心配することは無いかもしれませんが、他の業者で口座開設したい方もいると思いますので、業者の下調べの仕方を説明します。
業者を下調べする上で、「今から口座開設しようとしている業者が詐欺業者でないか」「ネット上での評判はどうか(良い面・悪い面両方)」「出金条件はしっかり記載されているか」「個人情報保護はどのようになっているのか」「もし業者が倒産した場合、口座資金はちゃんと補償されるのか」などを重点的に、業者の公式ページはもちろん、口コミサイトなど細かな部分までしっかりと下調べをした上で口座開設することが大切です。
そうすることで、危険を感じることなく安心して口座開設することが出来ますので、気になる業者や口座開設しようと考えている業者があるのでしたら、徹底的に下調べするようにしましょう。
決して難しいことではありませんので、騙されないためにも実践してみてください。
有料ツールはあてにならない
次に、先ほど危険性の項目で紹介したツールについてです。
ツールのほとんどが詐欺であることも一つの理由ですが、ツールに頼った取引ではいつまでたっても勝てる投資家になれません。
それはなぜかというと、有料ツールでバイナリーオプションの経験値を積み上げることが出来ないからです。
投資において勝つ上で何が大切なのかというとそれは、知識・経験・メンタルの3つが必要です。
自分で貪欲に投資の知識を深め、テクニカルツールを覚え、それをデモトレードやリアルトレードで試し、勝ち負けを繰り返すことでメンタル面を強くしていく、こうした流れが勝てるトレーダーになるための近道なのです。
なので、仮に有料ツールで勝てたからと言ってそれはあなたの力で勝てるようになったわけではありません。そのツールが意味をなさなくなった瞬間、あなたは勝てない投資家になってしまいます。
ツールに出すくらいのお金があるのであれば、そのお金をバイナリーオプションの資金にして、勝ち負けを繰り返してトレード技術を磨いた方がはるかに勉強になります。
裁量トレードに尽力する
先ほども言ったように、バイナリーオプションをはじめとした投資の世界において一番信頼できるのは裁量トレードです。
裁量トレードとは何かというと、自分で取引をすることです。
前述したように今まで得た投資知識やテクニカル分析を駆使して、勝ち負けの経験を繰り返しながらメンタル面を強化していくことでしか、バイナリーオプションで勝てるようにはなりません。
最初は負けることが多いかもしれません。ですが、諦めずに勉強とトレードを繰り返していくことで自分なりに相場が分析できるようになり、自然と勝てるようになるのです。
正直、裁量トレードを身につければ、どんなに高いツールよりもどんなに凄いトレーダーの手法よりも価値のあるノウハウになりますので、裁量トレードを貪欲につきつめるようにしましょう。
口座開設前に規約を確認しておく
それから危険性の項目でも説明したように、利用規約を口座開設前にしっかりと確認することです。
これは下調べの段階で済ませておくことがおすすめです。
利用規約を確認する際に重点的に確認して欲しいのが、「出金条件はどういうものなのか」「最低入金額はいくらなのか」「口座の強制解除になるような行為はどのようなものなのか」「万が一の時、口座資金はどのように補償され、いくらまで補償されるのか」などを重点的に確認しておきましょう。
これをせず、トレードしてしますと思わぬ落とし穴にはまってしまい損する可能性もあるので、しっかりと確認しましょう。
まとめ
以上、バイナリーオプションの危険とその対策について紹介しました。
危険ばかりが示唆されるバイナリーオプションですが、しっかりと対策について理解を深めておけば決して危険なものではないということが分かっていただけたかと思います。
是非今回紹介した対策を実践していただき、より良いトレードライフを送ってください。
バイナリーオプションに興味のある方へ
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当サイトでは、バイナリーオプションの始め方についてわかりやすく解説していますのでこちらを参考にしてください。
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